「美とんさくらい」堀内さんとの出会い その1

藍染筒描「鯉の滝昇り」

今月の22日からとんかつ美とんさくらい岡村店にて
染裕の藍染筒描展示販売会を開催頂ける事になりました。
展示会の告知をする前に、オーナーの堀内さんとの出会いや今までの経緯を、
出会った頃を思い出しながらご紹介したいと思います。

1.藍染筒描「鯉の滝昇り」の制作秘話
2.2005年 第3回染工房裕 横浜赤レンガ倉庫展示会
3.2009年 堀内さん横浜マイスターに選定!
4.美とんさくらい岡村店で染裕展示

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1.藍染筒描「鯉の滝昇り」の制作秘話
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今から10年前の2005年6月、
横浜赤レンガ倉庫で染工房裕の第3回展示会を行いました。
(当時は染裕ではなく、染工房裕の屋号で活動)

2005-somehiro-akarenga

当時も昼間は会社員勤めをしながら、夜と休日だけ藍染をする日々
毎年一回、横浜赤レンガ倉庫で展示会を行うのが生き甲斐でした。
毎回代表作となる藍染の筒描を制作、この年は男の出世柄「鯉の滝昇り」柄と決めてラフスケッチを繰り返していたのですが、、どうも気持ちの入った鯉が描けなくて、、

当時世間を賑わせていた占い師が「鯉の滝昇り」を飾ると縁起がいい、みたいな事をTVで紹介していろんなところで「鯉の滝昇り」の掛け軸を見る事ができたけど、どれも何か違う気がして、、

そんな日々を過ごすうちに、とうとう展示会の2週間前に。実家での食事中
「あぁ、今年は筒描が出来なかったよ。鯉の滝昇りと決めてたんだけど」
なんてぼやいたら、
姉貴から「あんたやる気ないだけじゃん、寝ないでやればまだ間に合うでしょ!」
なんて言われて、コノヤロー。。
創作の苦しみってのが判んないでそんなこと言うんじゃねえよちくしょー!
そんな姉弟喧嘩がキッカケで。。
それからホントに寝ないでつくる日々を過ごしました。

正確には家に帰って夕飯食べ終わった21時頃から染めの準備や糊置きして、ラジオ深夜便が終わる頃、染め場の板の間に新聞にくるまって仮眠。
新聞配達のバイクが走る頃、起きて制作状況をチェックして片付け、
急いで準備して出勤しての繰返し。
もう間に合うか間に合わないかのギリギリで、ほとんど下書きなしでアバウトなアタリだけで糊置きしていきました。

筒描ってその時の線の勢いがそのまま染まるのでキッチリ下書きしちゃうと面白みに欠けるので、今もあまり下書きしないのですが。(この時は完成イメージ図もなく勢いで描いてました。)

そんな制作から生まれたのが、この「藍染鯉の滝昇り」なんです。

藍染筒描「鯉の滝昇り」

赤レンガ倉庫展示会の当日朝、完成して
まだ濡れたまま搬入して会場で展示しながら乾かす、といった
ホントにめちゃくちゃしながらギリギリで間に合わせた制作でした。

長くなったので(まだ長くなるので)、、、、、
次につづきます。

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