加藤周一 そのコトバ

 今日は昼から寒くなってきて
振るえながら、染めをしていて
昨日見た映画を考えていました。
「しかしそれだけではない。加藤周一 幽霊と語る」
予告編にも使われていたから、何度も見てメモりました

「世界の中で消える程小さい
 個人の意識が全世界に意味を与える」

昨年、ある関係の中で生まれた
「疑問」が「怒り」に変わり、自分が発したそれが
時間を経て、数倍になって自分に帰って来た事があったんです。
この例えは、個人での事なんだけど
「意識の流れ」みたいな現世界と並行して動いている世界、
みたいなものを感じたんですね。

すごい解りやすい例えだと、
こないだ確定申告済ませたんだけど、一年分の伝票の整理って
とても手間で、仕分けが面倒なんだけど終わらせたら
す~ごっくスッキリ感があって、もっと早くしてれば
気持ちよく染めが出来たのに、、、みたいな事があって。

伝えたかったのは、創作活動にも思考にも
ノイズのない、怒りとかのマイナスイメージのない
きれいな意識の流れを心がけないと
いろんな妨げになるって事なんですね、実体験として。

そんな事を思い出しながら、
「個人の意識が全世界に意味を与える」
を何度も考えてたんですね。

ピュアに生まれた意識は
全世界に意味を与えうるのか、って事なんだけど。

昨年、「機動戦士ガンダム」を改めて見たんです。
放送当時はサッカー部の練習時間で
リアルタイムでは見れず、ガンプラで遊んだ記憶はあるものの
再放送時時は興味もなくて、ストーリ理解してなかったんです。
昨年は等身大ガンダムが出現したりで
ちょっとしたガンダムブームもあり、友人のアドバイスで
劇場版三部作をじっくり見たんです。

ガンダムって、子供の見るアニメじゃないですね
30過ぎ(40間近ですが、、)で理解出来る
壮大なストーリーじゃん~!って。

これ、いろんな人で意見が別れるトコですが
僕にとってのガンダムは
アムロの『人はいつか、時間さえ支配することが出来るさ・・』
このセリフに集約されてるんですね、
いろんな人がいろんな解釈をして
次に生まれてくる物語に繋がっていったみたいなんだけど。

ただ、僕にとってこのセリフのイメージがつかめなくて
どんな事なんだ、、とモヤモヤだったのが
今日、寒くてふるえながら染めしてて
なんかヒラメキ!みたいな感触があって、、、

加藤周一氏は映画の中で、
戦死された友人や過去の偉人達と
「幽霊と語る」というタイトルになった様な
思考を続けて行って、変わらぬ意識を現代に呼び起こし
現在の状況を紐解く導きにしたんだけど、
これはアムロのセリフ
『人はいつか、時間さえ支配することが出来るさ・・』
に繋がる思考の行為だったんじゃないか??って思うんです。
その思考はもちろんピュアに生まれた深く潜った意識でしか
あり得ない事なんだけど。

氏に本当に幽霊が見えていた、とかは結構どうでもよくて
重要なのは母性的(女性的?)本能でのそういった交信ではなく
ピュアで深い思考のエネルギーは時空を超え、
現代から先の時代を照らす光になりえる!って事じゃないかって!

「世界の中で消える程小さい個人の意識が全世界に意味をあたえる」
こんな僕のブログが(意識が)どこに届くかわからないし、
それが僕のいう、ピュアで深い思考となりえるのかわからないけど
加藤周一さん!
あなたが幽霊なら
僕はいつだってあなたと語りたいです

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